今回は、「エンディングノート」の紹介です。
「エンディングノート」とは、「最期の備忘録」とも言うべき物です。
具体的にどう書いていいのかわからないと思います。最近では大型書店などにもあります。また自治体でも無料配布しているところもあります。
大きく分けて3項目になります。
・ 家族への思い
・ 葬儀について
・ 財産について、です。
「家族への思い」は、家族への愛情や生前には照れくさくて言えなかったこと等をノートに残しておく事で、家族の悲しみを最大限に癒すことが出来るものです。
「葬儀について」は、どのような式にするか、お寺または葬儀屋さんと相談して決めておきましょう。
お寺とお付き合いのない方は、お寺も決めておくとよいでしょ。(お戒名・法名も頂いておきましょう。)
友人 知人などに亡くなったことを知らせてほしい方を記入しておくとよいでしょう。
「財産について」は、保険などに加入している方は、どこに加入しているかを明記しておきましょう。
※ これらは、法的効力は有りません。法的に有効なのは、法律の定める方式により作られた自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言などです。遺言がない場合は法定相続となります。
「エンディングノート」とは、家族を思いやる「最期の証し」です。