お盆の時期になりますと「お盆の提灯は飾らないといけませんか」と質問されます。
飾り方は、精霊棚(しょうろうだな)又は盆棚《お供物をお供えしている机や台》の両脇に一対、二対とお飾ります。
数は決まっていませんので、何対でもお飾りされても大丈夫です。
またお飾りする場所が狭いときは、片側に一つだけお飾りする場合もあります。
盆提灯はお盆の時にご先祖様や故人の霊が迷わずに私達のもとに帰って来られる道標(みちしるべ)として提灯をお飾りします。
盆提灯には、迎え火、送り火の役割がございます。
地域によっては、親類や親しかった知人の方が故人様のために贈る風習があるところもございます。
故人様やご先祖様と一緒にお盆を楽しんで過ごしていただきたいと思います。
※宗派、地域、地方によれば習慣 意味合いが異なることもございます。
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