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浄土宗の日常のお勤め

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浄土宗の日常のお勤め

No.24 総回向偈

総回向偈


願わくはこの功徳をもって

平等一切に施し、

同じく菩提心を起こして

安楽国に往生せん。


この偈文は、善導大師が『観無量寿経』について解説した

『観経疏』(かんぎょうしょ)の一部分です。



日常勤行で、香偈から始まって念仏一会を終わったところで

この偈文を唱えるわけです。



ここまでのお経やお念仏の功徳を全ての人と

平等に分かち合い共にさとりを求める心を起こし、

阿弥陀さまの浄土である安楽な世界に

みんなで生まれ変われるようにと

お互いに励ましあうという意味です。