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浄土宗の日常のお勤め

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浄土宗の日常のお勤め

No.39 同称十念

 月参りや法事、本山等にお参りされた時お坊さんが「同称十念」と言われることがあります。これは南無阿弥陀佛のお念仏を10回一緒に唱えましょうと言う意味です。

 十念の唱え方は、まず初めに合掌し、「ナムアミダブ」と4回一息で唱え。一息いれて、また「ナムアミダブ」を4回。そして、ここでまた一息いれて息を整え9回目に『ナムアミダブツ』、そして10回目もゆっくりと「ナームアミダーブ」と唱えて頭を下げます。(8回目まで一息でお唱えする時もあります。)

 ここで注意するのは、9回目だけが「ナムアミダブツ」で、それ以外は「ナムアミダブ」になります。また木魚等を叩きながらお念仏をお唱えする時も「ナムアミダブ」になります。

 南無阿弥陀佛と書いてあるので「ナムアミダブツ」と読むのも間違いではありませんが、浄土宗では上記のお唱えをします。そして十念をお唱えするときは、極楽浄土に往生できると信じてお唱えしましょう。