「法然上人二十五霊場」二十番霊場の紹介です。
第二十番 京都新京極 浄土宗西山深草派 総本山 誓願寺
ご本尊 阿弥陀如来
ご詠歌
極楽は はるけきほどと 聞きしかど
つとめて至(いた)る 所なりけり
天智天皇の勅願道場(ちょくがんどうじょう)として恵隠法師が奈良の都に創建されました。のちに平安遷都と共に京の都に移されました。
法相宗の僧蔵俊法師は、法然上人を仰いで念仏に帰依して浄土宗となり、法然上人を中興開山としました。
その後、法然上人の弟子である証空上人が西山派を開かれると、証空上人の教えの流れをくむ立信が当寺に住してより深草派となりました。
応仁の乱の兵火にかかるなど、たび重なる移転を繰り返し現在の新京極の中心の地に再建されました。
新京極通 三条通などの商店街があり、賑やかなところにあります。
※勅願 勅命の祈願、天皇の祈願のことです。
※法相宗 興福寺、奈良の薬師寺などの寺院が有名です。