「法然上人二十五霊場」二十五番霊場の紹介です。
第二十五番 京都 浄土宗 総本山 知恩院
ご本尊 元祖圓光大師
ご詠歌
草も木も 枯れたる野辺(のべ)に ただひとり 松のみ残る弥陀の本願
知恩院は浄土宗の元祖法然上人によって開創されたお念仏の根本道場です。
上人が吉水の聖地でご往生の後、お弟子の勢観房源智上人(せいかんぼうげんちしょうにん)が知恩報恩の誠を奉げ上人の御廟(ごびょう)をこの地に建立し念仏の勧進をせられました。
現在の堂塔伽藍の多くは、徳川時代初期の建立です。
家康公の母君、傅通院殿(でんづういんでん)の菩提の為に、秀忠公、家光公の二代にわたり寄進せられました。
御廟を中心に法然上人の浄土念仏信仰を全国に弘通され、五百万檀信徒の心のふる里として、信仰を集めています。
吉水の聖地 現在の勢至堂、御廟の周辺を以前は「吉水」とよばれていました。
広大な敷地にお参り、見学する場所がたくさんあります。一日では周りきれないかもしれません。
残念ながら、ただいま御影堂を改修工事しています(平成31年竣工予定)。そのために見学することが出来ません。
集会堂(しゅうえいどう)を仮の御影堂とされていますのでお参りはできます。
日本でも有数の三門、大鐘楼はその大きさに圧倒されます。
毎月、様々な行事を行っています。詳しくは、知恩院ホームページをご覧ください。
知恩院ホームページ http://www.chion-in.or.jp/
お念仏と共に楽しんでいただきたいと思います。
一年以上にわたり、法然上人二十五霊場の紹介をしてきました。
これを参考に、または、興味をもっていただいて、二十五霊場を参拝して頂ければと思います。 合掌