大阪府堺市 玉圓寺 納骨堂 水子供養 永代供養 ペット霊園

大阪府堺市 玉圓寺 納骨堂 水子供養 永代供養 ペット納骨 遺品供養 人形供養

メールお問い合わせ

和尚のひとりごと
浄土宗・徳清山 証誠院/宗教法人玉圓寺

月訓カレンダー

HOME > 和尚のひとりごと > 月訓カレンダー

2018年月訓カレンダー3月のお言葉

和尚のひとりごとNo124

2018年月訓カレンダー3月 「歩みの はやさ それぞれ」

 『ウサギとカメ』という寓話があります。足の速いウサギと足の遅いカメが競争したところ、足の速いウサギは勝つと過信して途中で居眠りを始めてしまい、その間カメは休む事なく歩き続け、ウサギが目を覚ました時にはカメが先にゴールに辿り着いていたというお話です。
過信して思い上がり、自惚れ油断してしまうと物事を逸してしまうという戒めになっています。歩みは遅くとも着実に真っ直ぐ進む事で、最終的には大きな成果を得る事が出来るという教訓であります。


 仏教は信仰と修行の二本柱です。浄土宗においては南無阿弥陀仏と御念仏を申せば、最期臨終の夕べには必ず阿弥陀様に迎えに来ていただき、西方極楽浄土へ往生させていただけるという御教えが信仰です。
そしてその事を素直に信じ、只ひたすら南無阿弥陀仏と御念仏を申し続ける事が修行であります。
信行双修(しんぎょうそうしゅ)と言われ、信仰の「信」と修行の「行」との両方を片寄りなく修めるように教化しています。
 信心についてはたった一度の御念仏で阿弥陀様は必ずお迎えに来てくださると信じ、行については一生涯続けて励むべきであると言われます。一生涯続ける事を念仏相続と申しますが、何故一生涯御念仏を申し続ける必要があるのでしょうか。
それはたった一度の御念仏でも救われるからといって、毎日続けて御念仏を申していなかったら遂には口から南無阿弥陀仏の御念仏が出てこなくなり、御念仏の事すら忘れてしまう様になってしまうからであります。
ですから一生涯、南無阿弥陀仏と申し続けてくださいと御念仏の相続を勧めています。

 雨そそぐ 軒の下石 くぼみけり 難きわざとて 思いすてめや
 軒下の硬い石であっても何年も絶え間なく雨だれに打たれ続けると窪んでゆきます。何事も休まず怯まず、急がず慌てず、辛抱強く継続して努力する事が大切です。 仏道修行も休まず怯まず、急がず慌てず継続していく事が大事です。浄土宗の御念仏は阿弥陀様のお救いを信じて、ただ南無阿弥陀仏とお称えするだけの易行であります。
いつでもどこでも誰にでも出来る易しい修行であります。毎日数回、数分でも結構ですので南無阿弥陀仏と共々に申し続けて日々過ごして参りましょう。

永代供養・納骨堂・水子供養・お墓・ペット供養など 供養に関するご案内

お悩みのこと、お困りのことなど、お気軽にご相談ください。
皆様の親身になって、お力に慣れればと思い、日々精進しております。

ホームページではいろいろな供養についてご紹介しております。
また、お引越しなどで 法要・供養・お魂入れ・お魂抜き(仏壇・お墓)・水子供養・人形供養・遺品供養などでお困りの方はご相談ください。
また僧侶が出来ることはなんなりとご相談下さい。