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和尚のひとりごと
浄土宗・徳清山 証誠院/宗教法人玉圓寺

法要

No.8 春彼岸

 「暑さ寒さも彼岸まで」と、いう言葉もあるようにこの時期になると春の訪れをもうすぐそこに感じられるようになってきました。またこの時期になると彼岸花が一斉に咲き乱れるのは幼心に大変不思議に思えました。ちなみに春分の日は現在の太陽暦では3月にあたりますが、旧暦では2月にあたります、
 この日は昼と夜の長さが全く同じになります。日の出、日の入りの時間をもとに明け六つ、暮れ六つを決めこれを起点として時間を定める不定時法を用いていた昔の人々には大切な日だったと思われます。
 また、この日は太陽が真東から昇って真西に沈みます。沈みゆく太陽が阿弥陀仏のいる西方極楽浄土を指し示すとして仏事、法要を営むようになりました。ちなみにこの思想は日本独自のもので、中国やインドにはありません。
 
 日本で初めて彼岸会が行われたのは大同元年(806年)で、崇道天皇のために諸国の国分寺の僧に命じてお経を唱えさせたと、『日本後記』に記述されています。このように当初は宮中行事でしたが、時を経て江戸時代には庶民の風俗として一般化したと言われています。
 当時の江戸の庶民は牡丹餅等を作り日頃お世話になっている人に配ったり、亡き人の供養の為に諸寺に参詣したりしました。ちょうど気候も良くなり先祖のお墓参りに行くのも行楽気分で楽しみの一つではなかったのでしょうか。
 日本人は古来より先祖(父、母)を敬う気質があったと思われるので、それがお彼岸での先祖供養に繋がったのではないでしょうか。今我々がいるのは先祖があってのことです。春と秋のお彼岸にはお寺参りやお墓参り等ご先祖の供養をされてはいかがでしょうか?

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