「法然上人二十五霊場」十八番霊場の紹介です。
第十八番 京都愛宕 天台宗 月輪寺(つきのわでら)
ご本尊 阿弥陀如来座像
御詠歌
月影の いたらぬ里は なけれでも ながむる人の こころにぞすむ
洛西愛宕山の中腹にあり、大宝四年(704)泰澄大師(たいちょうだいし)が建立されました。
法然上人がこの霊地で専修念仏された時、九条兼実公は上人の徳を仰ぎ当寺を修復され、ここに遁世(とんせい)されました。
ある時、法然上人は月輪殿(つきのわどの)と法談され、お帰りの為に池の橋を渡られると、上人の頭上に光輪が現じ、蓮華を踏んで歩かれる奇端が現われたと言われています。
法然上人が讃岐へご配流される時、親鸞聖人と共にこの地に兼実公を訪ね形見として刻まれた木像が三祖師像として安置されています。
泰澄大師 奈良時代の僧
月輪殿 九条兼実公のことです。京都の月輪に御殿があったことに由来しています。
三祖師像 法然上人 親鸞聖人 円澄上人のお像です。
円澄上人は兼実公が出家後の僧名です。
拝観されるには事前連絡(予約)が必要です。
愛宕山の中腹にございますので、登山ができる服装、運動靴
ツエ 傘 虫よけ等などを準備してお登りください。
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皆様の親身になって、お力に慣れればと思い、日々精進しております。
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