「法然上人二十五霊場」十三番霊場の紹介です。
第十一番霊場 京都 北法相宗 清水寺 阿弥陀堂
ご本尊 阿弥陀如来
御詠歌
あみだぶと 十声(とこえ)となえて まどろまん 長き眠と なりもこそすれ
清水寺は大勧進職沙弥印蔵(だいかんじんしょくしゃみいんぞう)
の発願(ほつがん)により文治4年(1188)五月法然上人を、
お迎えして、仏前に於いて初めて常行念仏を修せられたのがこちらの阿弥陀堂です。
堂内中心には丈六の阿弥陀如来坐像を、左脇檀に法然上人像が安置されています。
また堂内に掲げられている額は、後柏原天皇より賜った「日本最初常行念仏道場」の勅額でございます。
※ 大勧進職 寺院を建立、管理維持するための職人や寄付を集める僧の責任者のことです。
※丈六 仏像の基本の大きさ一丈六尺(約4.85m)のことです。
坐像は半分の八尺(約2.4m)になります。
丈六より大きい仏像を大仏と呼びます。
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