和尚のひとりごと№1519「日中三尊礼 8」
和尚のひとりごと№1519「日中三尊礼 8」
専称名号至西方 せーんしょーみょーごーしーさいほーおー
訳「もっぱら名号をとなえることで西方に至ることができると。」
「西方」は西方の仏国土で極楽浄土のこと。
『無量寿経』には「仏、阿難に告げたまわく。法蔵菩薩、今すでに成仏して、現に西方に在まします。ここを去ること十万億刹なり。その仏の世界を名づけて安楽という」
また、、『阿弥陀経』には「仏、長老舎利弗に告げたまわく。これより西方、十万億の仏土を過ぎて、世界あり。名づけて極楽という。その土に仏まします。阿弥陀と号したてまつる」とあります。