和尚のひとりごと№1505「偈文97」

和尚のひとりごと№1505「偈文97 五観その3」

五観(ごかん)その3
食作法じきさほうで唱える文。食事五観ともいいます。
檀信徒のための「食前のことば」は、五観の要旨を簡略にしたものです。
分けて紹介していきます。

「三には心を防ぎ過を顕すにに過ぎず。」
(意味)
三つには、美味云々という気持ちが出たならば、それは三毒煩悩より生じた心であるから、くれぐれも食事の味に執着しないようにする。