和尚のひとりごと№1454「偈文47」

和尚のひとりごと№1454「偈文47 三身礼」

 

 

 

 

三身礼(さんじんらい)

(意味)
西方極楽世界にまします、衆生救済のために本願を成就された阿弥陀仏に帰依いたします。西方極楽世界にまします、量り知れない光明によって衆生を救済してくださる阿弥陀仏に帰依いたします。西方極楽世界にまします、生命尽きるときに来迎して浄土へ導き救いとってくださる阿弥陀仏に帰依いたします、の意。

阿弥陀仏の三つの功徳を讃歎して帰依する文です。
「総願偈」の次に唱える文で、この偈文の代わりに「三唱礼」または「三帰礼」のいずれかを唱えることもあります。
本願成就・光明摂取・来迎引接の阿弥陀仏の三つの徳身を五体投地(ごたいとうじ)(上品礼)して敬礼する文です。
四十八願のなかで、とくに第十八念仏往生願・第十二光明無量願・第十九来迎引接願を成就した阿弥陀仏を帰依する文です。