和尚のひとりごと№1371「阿弥陀経7」

和尚のひとりごと№1371「阿弥陀経7」

 

爾時佛告 長老舍利弗 從是西方 過十萬億佛土 有世界 名曰極樂 其土有佛 號阿彌陀。

にじぶつごう ちょうろうしゃりほつ じゅうぜさいほう かじゅうまんのくぶつど うせかい みょうわつごくらく ごどうぶつ ごうあみだ。

その時、仏、長老舎利弗に告げたもう、これより西方、十万億の仏土を過ぎて、世界あり、名づけて極楽という。その土に仏ありて、阿弥陀と号す。

【現代語訳】
まさに、その時、釈尊は長老舎利弗に仰せになった。
この私たちが住む煩悩に満ちた娑婆世界からはるか西方、十万億にも及ぶ仏の世界を過ぎた彼方に、一つの世界がある。そこは、極楽と呼ばれている。 その世界に一人のみ仏が おられる。その方のことを阿弥陀とお呼び申し上げている。

 

現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)

浄土三部経 (岩波文庫)