和尚のひとりごと№1320「真身観文23」

和尚のひとりごと№1320「真身観文23」

 

 

是爲徧觀一切色身想、名第九觀。

ぜいへんかんいっさいしきしんそう みょうだいくかん

これをあまねく一切色身を観るの想いとし第九観となずく。 

【言葉の説明】
色身     物質的存在(色)としての仏。種々の身体的特徴(三十二相八十種好など)を具えて現れる仏の肉身。

【現代語訳】
これがありとあらゆるみ仏のお姿を目の当たりにする「遍観一切色身想」という修行であり、これを第九観というのである。

現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)