和尚のひとりごとNo1135「法然上人二十五霊場 二番」
和尚のひとりごとNo1135 法然上人二十五霊場 法然寺(二番霊場)
第二番霊場 讃岐(香川県) 浄土宗 法然寺
ご本尊 阿弥陀如来(小松庄 生福寺よりお移り)
御詠歌
おぼつかな たれかいひけん小松とは 雲をささふる 高松の枝
建永二年(1207)法然上人七十五歳の時、お弟子さんたちの起こした事件の責任を負われました。そしてこの地(香川県) 小松の庄(生福寺)に流罪になられました。
その後、生福寺は高松藩主松平頼重公によって寛文十年(1670)に仏生山に移され来迎院 法然寺として再興されました。
昔から本堂を中心に、三十三門二十四宇の大伽藍が並び、日本三大涅槃像が安置されています。
また般若台と呼ばれる山頂には法然上人の御廟と、高松藩主一族の墓があり、すばらしい眺望です。
※「宇」とは、建物のことで仏閣僧坊のことです。