和尚のひとりごと№1758「六時礼讃 中夜礼讃76」
和尚のひとりごと№1758「六時礼讃 中夜礼讃76」
【原文】
如得重病箭入体
【読み下し】
重病を得、箭の体に入るが如し。
【意味】
重い病に倒れ弓矢の刺さった肉体のように
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。