和尚のひとりごと№1745「六時礼讃 中夜礼讃64」

和尚のひとりごと№1745「六時礼讃 中夜礼讃64」

【原文】
略懺悔(発願)

発願已
至心帰命阿弥陀仏

【読み下し】

発願し已りて、
心を至して阿弥陀仏に帰命したてまつる。

【意味】
このように願いをおこし終わって
心より阿弥陀仏に帰依いたします。

 

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。

訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。