和尚のひとりごと№1741「六時礼讃 中夜礼讃60」

和尚のひとりごと№1741「六時礼讃 中夜礼讃60」

【原文】
略懺悔(発願)

速見弥陀仏
無辺功徳身

【読み下し】

速やかに弥陀仏の
無辺功徳身を見たてまつり、

【意味】

時を置かずに阿弥陀仏の
果てしなき功徳を持つお身体を見て

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。

訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。