和尚のひとりごと№1740「六時礼讃 中夜礼讃59」
和尚のひとりごと№1740「六時礼讃 中夜礼讃59」
【原文】
略懺悔(発願)
願捨胎蔵形
往生安楽国
【読み下し】
願わくは胎蔵の形を捨てて、
安楽国に往生し、
【意味】
願わくは再び母胎中に生ずる命を離れて
安楽なる世界に生まれ
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。