和尚のひとりごと№1717「六時礼讃 中夜礼讃37」

和尚のひとりごと№1717「六時礼讃 中夜礼讃37」

 

 

【原文】
同得往生阿弥陀仏国
帰命懺悔

【読み下し】
同じく阿弥陀仏国に往生することを得んが為に、
帰命し懺悔す。

【意味】
共に阿弥陀仏の浄土へと往生できるように
身命を賭して心より懺悔いたします。

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。

訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。