和尚のひとりごと№1684「六時礼讃 中夜礼讃5」

和尚のひとりごと№1694「六時礼讃 中夜礼讃5」

 

 

【原文】

奢摩他行如象歩
両目浄若青蓮華

【読み下し】

奢摩他の行、象の歩むが如し。
両目は、浄くして青蓮華の若し。

【意味】

奢摩他行は、象の歩みのよう
両目はその浄らかなこと青蓮華のよう

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。