和尚のひとりごと№1671「六時礼讃 初夜礼讃81」

和尚のひとりごと№1671「六時礼讃 初夜礼讃81」

 

 

願得離垢眼
往生安楽国
成無上菩提

【読み下し】

願わくは離垢眼を得、
安楽国に往生して、
無上菩提を成ぜん。

【意味】

願わくは汚れなき眼が開かれて
安楽国へと往生して
この上なき最上の覚りを得られますように。

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。