和尚のひとりごと№1504「偈文96」

和尚のひとりごと№1504「偈文96 五観その2」

五観(ごかん)その2
食作法じきさほうで唱える文。食事五観ともいいます。
檀信徒のための「食前のことば」は、五観の要旨を簡略にしたものです。
分けて紹介していきます。

「二には己が徳行の全欠多減を忖る。」
(意味)
二つには、果たして自分にその食事を受けるだけの徳が具わっているかどうかを考えてみる。