和尚のひとりごと№1452「偈文45」

和尚のひとりごと№1452「偈文45  三帰礼」

 

 

 

三帰礼(さんきらい)

(意味)
悟りを得た仏に帰依し仏道を進める心が退かないように、一切を知る智慧の法に帰依し、悪を抑え、善を勧める大いなる法門を得、論争をやめた僧に帰依し和合する、その功徳を振り向けてもろともに極楽へ往生せん

仏法僧に帰依する功徳を往生極楽へ振り向ける偈文。善導大師著『往生礼讃』より出典。「三唱礼」あるいは「三身礼」の代わりに唱えられます。節付きで唱えることもあります。