和尚のひとりごと№1447「偈文41」
和尚のひとりごと№1447「偈文41 請護念偈」
請護念偈(しょうごねんげ)
(意味)
『勝鬘師子吼一乗大方便方広経』如来真実功徳章で勝鬘夫人が釈尊を讃える偈文。み仏よ、我をあわれみまもり、法の種をふくらませて、この世の護念とのちの世の往生を決定し、常に願いを受け入れて下さい、と意訳される。
この世とのちの世の護念を請う回向文。『往生礼讃』では、六時の礼讃のそれぞれ讃文の最後に必ず唱える偈文です。「得度式」「剃度式」「地鎮式」「結婚式」などで称えられます。