和尚のひとりごと№1307「真身観文10」
和尚のひとりごと№1307「真身観文10」
一一好、復有八萬四千光明。一一光明、徧照十方世界、念佛衆生、攝取不捨。
いちいちこう、ぶうはちまんしせんこうみょう。いちいちこうみょう、へんじょうじっぽうせかい、ねんぶつしゅじょう、せっしゅふしゃ。
一々の好、また八万四千の光明あり。一々の光明、あまねく十方世界を照らし、念仏の衆生、摂取して捨てたまわず。
【言葉の説明】
好 特徴
【現代語訳】
そうした小さな特徴の一つ一つから、やはり八万四千すじもの光明が放たれている。 そのひとすじひとすじの光明が、ありとあらゆる世界を照らし出し、念仏を修する人々を包み込んで、その者を捨て去ることはない。
参考文献
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)