和尚のひとりごと№1252「第十七 諸仏称揚願」
和尚のひとりごと№1252「第十七 諸仏称揚願」
第十七 諸仏称揚願(しょぶつしょうようがん)
設我得佛十方世界無量諸佛不悉咨嗟稱我名者不取正覺
せつがとくぶつじっぽうせかいむりょうしょぶつふしつしさしょうがみょうしゃふしゅしょうがく
たとい我(われ)、仏を得んに、十方世界の無量の諸仏、ことごとく咨嗟して、我が名を称ぜずんば、正覚を取らじ。
【言葉の説明】
咨嗟 讃嘆(深く感心して褒めたたえる)の意
【現代語訳】
私が仏となる以上、あらゆる世界のみ仏がお一人でも私を称賛せず、私の名を称えないようなことがあるならば、私は仏となるわけにはいかない。
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
無量寿経 (注解者 阿満利麿 筑摩書房)