和尚のひとりごと№1928「一百四十五箇条問答」8
和尚のひとりごと№1928「一百四十五箇条問答」8
『一百四十五箇条問答』 問
また、ここに関係して思いめぐらしている問題がありますが、何事もすべてむなしいと観ぜよといいますが、これは「空観」というものでございましょう。それならば、観ずる方法は、たとえば、この世のことに執着するように思ってはならないと教えているように思えるのですが、大体このことをお教え願いたいと思って参りました。
「空観」は世の実相が空なるものであることを観察すること
下記を参考にさせて頂きました。
浄土宗大辞典
法然浄土教と民俗信仰――『百四十五箇條問答』を中心として―― 伊藤唯信
『一百四十五箇条問答』法然が教えるはじめての仏教 石上善應
出典は、
原文は、SAT(「大藏經テキストデータベース」)より
和訳は、『一百四十五箇条問答』法然が教えるはじめての仏教より
※適宜空白、改行を入れました。和訳には()内補いました。