和尚のひとりごと№1707「六時礼讃 中夜礼讃27」
和尚のひとりごと№1707「六時礼讃 中夜礼讃27」
【原文】
衆善無辺如海水
所獲善根清浄者
【読み下し】
衆善、無辺にして海水の如し。
獲るところの善根清浄なるを、
【意味】
諸々の善は果てなく海のよう
獲得された善行の浄らかなるを
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。