和尚のひとりごと№1672「六時礼讃 初夜礼讃82」

和尚のひとりごと№1672「六時礼讃 初夜礼讃82」

 

 

 

礼讃已一切恭敬
願諸衆生
三業清浄

【読み下し】
礼讃し已りて一切恭敬す。

願わくは諸の衆生、
三業清浄にして、

【意味】
ここに礼讃を終え慎み敬います。

願わくはすべての衆生たちよ
身口意の三業を浄め

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。