和尚のひとりごと№1492「偈文84」

和尚のひとりごと№1492「偈文84 露地偈」

露地偈(ろじげ)

(意味)
諸の悪趣を除き、犍稚かんちの音を聞き、菩薩聖衆が集い給う。聞法する人は、生死の苦海を離れるために、この妙響の法音を聞くために雲のようにこの道場に集まる

道場に入る前に後門(裏堂)で唱える偈文。正伝法前伝(要偈道場)・正授戒等の際、喚鐘の後、この偈を唱える。