和尚のひとりごと№1444「偈文38」
和尚のひとりごと№1444「偈文38 帰僧息諍論の文」
帰僧息諍論の文(きそうそくじょうろんのもん)
(意味)
論争をやめる僧に帰依し、共に和やかに相和している大海のような集まりに入り、心を一つにして行動を共にしよう
法要後に集会所で唱える文です。日常勤行では、はじめに「三宝礼」を唱えて三宝に帰依します。法要の締めくくりにも「三身礼」または「三帰礼」を唱えて篤く三宝帰依を示し、大衆とともに善根を振り向け浄土に生ずることを願って恭敬、礼拝す¥します。法要の開始にあたり衆会所で「袈裟被着偈」を唱え、法要終了時に「帰僧息諍論の文」を唱えて袈裟をはずします。