和尚のひとりごと№1384「阿弥陀経20」
其國衆生 常以淸旦 各以衣裓 盛衆玅華 供養他方十萬億佛
ごこくしゅじょう じょういしょうたん かくいえこく じょうしゅうみょうけ くようたほうじゅうまんのくぶつ
その国の衆生、常に清旦をもって、おのおの衣裓をもちいて、衆(もろもろ)の妙華を盛り、他方(世界)の十万億の仏を供養す。
【現代語訳】
その世界の人々は毎朝早く、一人一人が花籠にたくさんの素敵な花を盛り、十万億にも及ぶ様々なみ仏方の世界に赴いては、それを捧げて各々の仏を供養する。
【解説】
清旦
静かな朝
衣裓
花を盛る器 花籠
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)