和尚のひとりごと№1372「阿弥陀経8」
和尚のひとりごと№1372「阿弥陀経8」
今現在説法。舍利弗、彼土何故、名爲極樂。其國衆生、無有衆苦、但受諸樂、故名極樂。
こんげんざいせっぽう しゃりほつ ひどがこ みょういごくらく ごこくしゅじょう むうしゅく たんじゅしょらく こみょうごくらく
いま、現に在まして説法したもう。舎利弗よ、かの土、なにがゆえに、名づけて極楽とする。その国の衆生、もろもろの苦しみあることなく、ただもろもろの楽しみのみを受く。かるがゆえに極楽と名づく。
【現代語訳】
その方は、今、この瞬間もそこにましまして、法をお説きになっている。舎利弗よ。その世界はどうして極楽と呼ばれるのであろうか。 その世界の人々にはあらゆる苦しみがなく、たださまざまな幸福ばかりを感じるからである。 それ故、極楽と呼ばれるのである。
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)