和尚のひとりごと№1313「真身観文16」
作此觀者、捨身他世、生諸佛前、得無生忍。
さしかんしゃ しゃしんたせ しょうしょぶつぜん とくむしょうにん。
この観をなさば、身を捨てて(のち)他世に、諸仏の前に生まれて、無生忍をえん。
【言葉の説明】
無生忍 無生法忍のこと あらゆるものが不生であるという真理を確信すること。
【現代語訳】
このように目の当たりにすれば、その身を娑婆世界に捨て置いて、み仏方の御前に生まれ、無生法忍という菩薩の境地を得るのである。
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)