和尚のひとりごと№1293「四誓偈9」
和尚のひとりごと№1293「四誓偈9」
爲衆開法藏 廣施功德寳 常於大衆中 說法師子吼
いしゅうかいほうぞう こうせくどくほう じょうおだいしゅうじゅう せっぽうししく
衆のために法蔵を開きて、広く功徳の宝を施せん。常に大衆の中にして、法を説きて獅子吼せん。
【言葉の説明】
法蔵 教えを収める蔵のことです
獅子吼 仏の説法の様子。 百獣の王である獅子がえると他の動物が従うさまに据える。
【現代語訳】
人々のために仏法の蔵を開け放ち
仏の功徳という宝玉を分け隔てなく施し
常に人々の中にあって
獅子吼えるように雄壮に法を説く
参考文献
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
無量寿経 (阿満利麿 著筑摩書房