和尚のひとりごと№1227「大本山 百萬遍知恩寺」

和尚のひとりごと№1227「大本山 百萬遍知恩寺」

宗祖法然上人を開祖と仰ぎ、勢観 房源智上人を第二世とする浄土宗大本山でございます。
上人入滅されるや常随給仕十八年 に及んだ源智上人は、師の恩徳を偲び「恩を知る」寺として一宇を建立されました。
また、 第八世善阿空円上人は、元弘元年(1331)疫病が流行した折、時の後醍醐(ごだいご)天皇の勅(ちょく)を奉じて、宮中で、七日間百萬遍念仏を修したところ霊験があり、これにより、天皇から百萬遍の寺号及び大念珠、空海筆「利剣名号」を下賜(かし)されました。

當山はもと今出川烏丸付近にありましたが、将軍足利義満の相国寺建立にあ たり移転を命ぜられ、第三十九世 萬霊上人により現在の地に再興さました。
毎月十五日百萬遍大念珠繰りが行われています。

 

 

 

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