和尚のひとりごと№1719「六時礼讃 中夜礼讃39」
和尚のひとりごと№1719「六時礼讃 中夜礼讃39」
【原文】
自従無始受身来
恒以十悪加衆生
【読み下し】
無始に身を受けてより来た、
恒に十悪を以て衆生に加う。
【意味】
遥か過去世に命を受けてより今まで
常に十悪によって衆生を害し
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。