和尚のひとりごと№1710「六時礼讃 中夜礼讃30」
和尚のひとりごと№1710「六時礼讃 中夜礼讃30」
【原文】
令法種増長
此世及後生
【読み下し】
法種をして増長せしめ、
此の世および後の生、
【意味】
往生の種を大きく育て、
今世でも後の世でも、
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。