和尚のひとりごと№1665「六時礼讃 初夜礼讃75」
和尚のひとりごと№1665「六時礼讃 初夜礼讃75」
至心懺悔
南無懺悔十方仏
願滅一切諸罪根
【読み下し】
至心に懺悔す。
南無し懺悔す、十方の仏、
願わくは一切の諸の罪根を滅したまえ。
【意味】
心より懺悔いたします。
十方の仏よ、心より帰依し、お許し請い願います。
願わくはすべての罪を根こそぎ滅して下さい。
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。