和尚のひとりごと№1634「六時礼讃 初夜礼讃45」
和尚のひとりごと№1634「六時礼讃 初夜礼讃45」
南無至心帰命礼西方阿弥陀仏
応時無量尊
動容発欣笑
【読み下し】
南無至心帰命して
西方阿弥陀仏を礼したてまつる
時に応じて無量尊
容を動かし欣笑を発し
【意味】
心より西方阿弥陀仏に帰依いたします。
まさしくその時この上なき御仏は
顔をほころばし微笑を浮かべ
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。