和尚のひとりごと№1506「偈文98」

和尚のひとりごと№1506「偈文98 五観その4」

五観(ごかん)その4
食作法じきさほうで唱える文。食事五観ともいいます。
檀信徒のための「食前のことば」は、五観の要旨を簡略にしたものです。
分けて紹介していきます。

「四には正しく良薬を事とし形苦を済うことを取る。」
(意味)
四つには、食事は身を養い、命を保つための良薬としていただくものであり、飢渇を癒すためのものであると心得る。