和尚のひとりごと№1369「阿弥陀経5」
和尚のひとりごと№1369「阿弥陀経5」
長老舍利弗、摩訶目犍連、摩訶迦葉、摩訶迦旃延、摩訶倶絺羅、離婆多、周利槃陀伽、難陀、阿難陀、羅睺羅、憍梵波提、賓頭盧頗羅墮、迦留陀夷、摩訶劫賓那、薄拘羅、阿菟樓駄、如是等、諸大弟子
ちょうろうしゃりほつ まかもつけんれん まかかしょう まかかせんねん まかくちら りはた しゅりはんだか なんだ あなんだ らごら きょうぼんはだい びんずるはらだ かるだい まかこひんな はっくら あぬるだ にょぜとう しゅだいでし
すなわち、長老舎利弗、摩訶目健連、摩訶迦葉、摩訶迦旃延、摩訶俱稀羅、離婆多、周利槃陀伽、難陀、阿難陀、羅睺羅、橋梵波提、賓頭盧頗羅墮、留陀夷、摩訶劫賓那、薄拘羅、阿菟楼駄、かくのごときらのもろもろの大弟子、
【現代語訳】
彼らは舎利弗以下、摩訶目健連、摩訶迦葉、摩訶迦旃延、摩訶俱稀羅、離婆多、周利槃陀伽、難陀、阿難陀、羅睺羅、橋梵波提、賓頭盧頗羅墮、留陀夷、摩訶劫賓那、薄拘羅、阿菟楼駄といった長老を筆頭するすぐれた弟子であった。
【解説】
舎利弗(しゃりほつ) 世尊の弟子たちの長老であり智慧第一の尊者、その名はシャーリプトラ。
摩訶目犍連(まかもつけんれん) 神通第一の尊者、その名はマハー・マウドガリヤーヤナ。
摩訶迦葉(まかかしよう) 欲望を離れる頭陀において第一の尊者、その名はマハー・カーシャパ。
摩訶迦旃延(まかかせんねん) 論議第一の尊者、その名はマハー・カーティヤーヤナ。
摩訶俱稀羅(まかくちら) 問答第一の尊者、その名はマハー・カウンシティリヤ。
離婆多(りはた) 坐禅第一、少欲知足の尊者、その名はレーヴァタ。
周利槃陀伽(しゅりはんだか) 凡愚にして阿羅漢になりえた尊者、その名はシュッディパンタカ。
難陀(なんだ) 愛欲を絶つ調伏諸根第一の尊者、その名はナンダ
阿難陀(あなんだ) 多聞第一の尊者、その名はアーナンダ。
羅睺羅(らごら) 世尊の実子、密かに修行する密行第一の尊者、その名はラーフラ。
橋梵波提(きょうぼんはだい) 諸行無常をよく知る尊者、その名はガヴァーンパティ。
賓頭盧頗羅堕(びんずるはらだ) 雄弁にして獅子吼第一の尊者、その名はバラドヴァージャ。
迦留陀夷(かるだい) 毒蛇から世尊を守った尊者、その名はカーローダーイン。
摩訶劫賓那(まかこうひんな) 修行者の指導に勝れた教誡第一の尊者、その名はマハー・カルピナ。
薄拘羅はっくら) 無病第一にして長寿の尊者、その名はヴァックラ。
阿菟楼駄(あぬるだ) すべてを見透す天眼第一の尊者、その名はアニルッダ。
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)